【どこで使うの?】文法書の例文は暗記するべき?本当に効果があるのか徹底解説!

文法の勉強で例文を丸暗記しているあなたへ

英語の勉強をしていると、ほとんどの文法参考書に「例文」が掲載されていますよね。
一文ごとに重要な文法が使われていて、わかりやすい構成になっているため、
「とりあえず丸暗記しておこう」と考える人も多いと思います。

実際、学校の定期テストでは、文法書の例文がそのまま出題されることもありました。
僕も学生時代、「この英文見たことある!」という経験を何度もしています。

例文の丸暗記は、テスト対策としては有効

テストで点数を取るために、例文を覚えるのは“短期的”には効果的です。

  • 定期テスト対策
  • 単元別確認テスト
  • 一問一答形式の問題集

こうしたテストにおいては、文法書の例文をそっくり覚えておくことで、
「空欄補充」「並べ替え」「語句整序問題」などに対応しやすくなります。

でも、実用的な英語力はつかないかも…

一方で、実際の英語コミュニケーション模試、英検、TOEICのような
“応用力”を問われる場面になると、例文を覚えただけでは太刀打ちできません。

こんな経験、ありませんか?

  • 学校の定期テストは高得点なのに、模試になると歯が立たない
  • 英文を見ても、意味が取れないまま丸暗記していたことに気づく
  • 英会話の場面では、覚えた例文がまったく出てこない

これは、「例文の意味や構造を理解せずに、ただ機械的に覚えてしまった」ことが原因です。

英語力をつけるには、“使える”例文の理解と応用がカギ

例文暗記がまったく無意味かといえば、そうではありません。
実際、僕の頭の中にもいくつもの英文ストックがあります。

でも大切なのは、

「その英文を、他の場面でも使い回せるか?」

という視点です。

たとえば、

  • 主語や動詞、名詞を入れ替えて応用できるか
  • 会話や作文で使えるレベルまで定着しているか
  • その構文が、別の英文にも自然に使えるか

これらができて初めて、「その例文は覚える価値がある」と言えるのです。

まとめ|例文を“理解して使う”ことが本当の力になる

文法書の例文をそのまま覚えるだけでは、テストの点は取れても、
本当の意味での「英語力」は身につきません。

  • 例文を「なぜそうなるのか」まで理解する
  • 主語・動詞を変えて、自分の英文にアレンジしてみる
  • 音読やシャドーイングで自然な英語として身体にしみこませる

こうした学習法が、実用的な文法力につながります。

**次回は「どうすれば例文を“使える力”に変えられるのか」**について詳しくお話しします!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です