【英語中級者必見】多読を継続するためのコツ③｜完璧主義を手放して楽に読む技術
ichiro完璧じゃなくていい。多読で大切なのは「理解しようとする姿勢」
多読（Extensive Reading）の目的は、「英語を読めるようになること」ではなく、「英語に慣れ、自然に理解できるようになること」です。
そのため、わからない単語が出てきても、いちいち立ち止まる必要はありません。
大切なのは、「この単語、こんな感じの意味かな？」と文脈から予測して読み進めることです。
例えば：
- “She clutched the letter tightly.”
→ “clutched”がわからなくても、「手紙を強く持ったのかな」と推測できればOK。
意味を100％理解しようとせず、70〜80％の理解で読み進めることで、長時間の読書にも疲れず、継続しやすくなります。
読書は“ながら”ではなく“集中モード”で！
多読で効果を出すには、**「英語を英語のまま理解する集中力」**も必要です。
「テレビを見ながら」「スマホを触りながら」の“ながら学習”はおすすめしません。短時間でいいので、集中して読む時間を確保しましょう。
🔸 多読のスタートにおすすめの方法：
- 最初は10分でOK
- 時間よりも「集中できたか」を意識
- 読書前にスマホの通知をOFFに
- 静かなカフェや図書館もGood！
慣れてきたら、通勤・通学の電車の中や、就寝前の15分など、「自分だけの読書ルーティン」を作るのも効果的です。
初めての人ほど「最初の一歩」が大事
最初から長時間・高難度の英文に挑戦しようとすると、英語学習が苦行になります。
まずは、「少し簡単」「すぐ読める」くらいの内容から始めて、英語に触れることを“日常”にしましょう。
例えば：
- 簡単な英語ショートストーリー
- 子ども向け英語ニュースサイト
- レベル別英語リーダー（graded readers）
完璧主義を手放すことが、英語上達の第一歩です。
まとめ：自然体で続けられる多読が一番効果的
今回のポイント：
- わからない単語があっても「予測」で乗り切る
- 完璧に理解しようとせず7〜8割の理解でOK
- 毎日短時間でも集中して読む習慣を作る
「なんとなく読めた」経験の積み重ねが、自信になり、英語力になります。
次回は、実際のおすすめ教材や、1ヶ月で習慣化するコツを具体的にご紹介します！
