【英熟語の覚え方】前置詞イメージでスッと覚える!英語表現のコツとは?

英熟語は英語学習者の最大の壁⁉

「英熟語ってなかなか覚えられない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?

英熟語(イディオム)は英語学習者にとって、文法や単語とは違った難しさがあります。
特に大学受験や英検、TOEICなどの試験対策では、約1,000個以上の熟語を覚える必要があり、途方に暮れてしまう人も多いはずです。

僕がやっていた基本の覚え方【音読と書く】

正直、最初は地道な方法が一番効きます。
僕も実際にやっていたのはこの2つ。

  • ✔ 熟語を30回音読して口になじませる
  • ✔ 熟語をノートに30回書くことで、手と目で記憶を助ける

たとえば、

depend on ~(~を頼る)

という熟語を覚えるときも、
「ディペンド・オン…ディペンド・オン…」と口に出したり、ノートに何度も書いたりしました。

この反復の力はバカにできません。シンプルだけど、確実に効きます。

さらに効果的!『前置詞のイメージ』で覚えるコツ

ただし、「音読+書く」だけでは限界もあります。
そこで、熟語を覚えるもう一つのコツが、前置詞のイメージ理解です。

たとえば、

❌ on = 上

とだけ覚えてしまうと、以下のような表現に対応できなくなります。

  • a picture on the wall(壁にくっついている絵)
  • She is on the phone(電話中=電話に"くっついている")
  • I'm on a diet(ダイエットに取り組んでいる=ダイエット状態に"くっついている")
  • a book on cats(猫についての本=猫の話題に"くっついている")

✅ on = くっつく・接触する

このように、前置詞「on」は単に“上”ではなく、何かにくっついている、関連しているという「イメージ」でとらえると、熟語の意味が自然と理解できるようになります。



英熟語は「丸暗記」から「イメージ記憶」へ

以下のように、前置詞のイメージを活用すると、熟語の理解が格段にラクになります。

熟語意味前置詞のイメージ解説
depend on~を頼る頼る対象に“くっついている”
focus on~に集中する注目・関心が“接触”している
count on~を当てにする信頼が“乗っている”
agree on~について同意する話題に“貼りつく”

覚えやすさUP!熟語は「感情」と「経験」とセットで覚えよう

熟語学習をより効果的にするには、自分の経験や感情と結びつけることが大事です。

例えば:

  • depend on my best friend when I'm in trouble.
    (困ったときは親友に頼る)
  • I’m on a low-carb diet right now.
    (今、糖質制限ダイエット中です)

こうやって、自分の日常や気持ちとリンクさせると、記憶に残りやすくなります。

まとめ|英熟語は「イメージ」と「体験」で定着させよう!

英熟語はただの「暗記項目」ではなく、意味の背景と感覚を理解することで、もっと覚えやすくなります。

  • ✅ 反復(音読・書く)でまず土台を作る
  • ✅ 前置詞のイメージで意味を深く理解
  • ✅ 自分の経験に結びつけて記憶を定着

1000個という数に圧倒されるかもしれませんが、
「覚え方」を工夫すれば、少しずつでも確実に前に進めますよ!


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