【英語中級者向け】英語力を底上げしたい人におすすめの学習法|まずは“多読”から始めよう!
英語学習が伸び悩んでいるあなたへ
英語の勉強をしていて、
- 文法はある程度分かる
- 単語もそこそこ覚えている
- リスニングも少し聞き取れるようになった
それでも「伸び悩んでいる」「使える英語力になっていない」と感じていませんか?
そんな英語中級者の壁を突破するのに最適なのが──
「多読(Extensive Reading)」です。
英語の底力をつける“多読”とは?
多読とは?
多読とは、辞書を使わずに大量の英文を読み進める学習法です。
精読(ひとつひとつの意味を丁寧に読み解く読み方)とは違い、「スピード感」「内容の理解」「大量のインプット」が目的です。
多読を始める前に知っておきたい4つのポイント
多読は、ただ英語を読むだけでは効果は出ません。
効果を最大化するためのコツを以下にまとめました。
① 興味のある素材を選ぶ
内容に興味がないと、読書そのものが苦痛になります。
英語学習ではなく、「読みたい!」と思える素材を選びましょう。
おすすめ素材:
- 海外ドラマのスクリプト
- グレーデッド・リーダー(語彙制限つき洋書)
- 英語のニュースアプリ(BBC Learning Englishなど)
② 辞書を使わない
知らない単語が出てきても立ち止まらず、前後の文脈から意味を推測します。
これにより、「英語を英語のまま理解する力」が身に付きます。
③ 完璧主義はNG
すべてを理解しようとせず、6〜7割わかればOKという気持ちで読み進めましょう。
細かい部分にこだわりすぎると、多読になりません。
④ 集中して読む
「ながら読み」では効果が半減します。
15〜30分の短時間でもいいので、集中して読み切る習慣をつけましょう。
英語学習は「質より量」──でも正しい“量”が必要
よく「英語は質より量」と言われます。
でも、ただ闇雲に読んでも意味がありません。
多読は、次のステップに繋がる“質のある量”をこなせる方法です。
✅ 英語を英語の語順で理解する
✅ 文法を無意識で処理できるようになる
✅ 英語の「感覚」を鍛える
これらすべてが、“読む量”の中で育っていく力です。
まとめ|中級者こそ「多読」で一段上のステージへ
文法と語彙を学んできた中級者は、次に「大量のインプット」が必要です。
その最適な手段が 多読。
楽しめる素材で、辞書を使わず、完璧を求めずに、たくさん読む。
英語の世界にどっぷり浸かって、自然に伸びていく読解力と運用力を手に入れましょう!
次回予告|英語多読の具体的な始め方とおすすめ教材
次回は、
- 多読を今日から始めるための準備
- レベル別おすすめ素材
- 1日10分からの効果的な多読スケジュール
など、“具体的な始め方”を丁寧に解説していきます!
お楽しみに!