【英語多読初心者向け】完璧を求めず“推測力”を育てる!集中して読むコツとは?
英語多読でつまずく最大の原因は「完璧主義」
多読を始めたばかりの方にありがちなのが、「すべての単語を理解しないと不安」という完璧主義です。
ですが実は、その“完璧を求める姿勢”こそが、多読を挫折してしまう一番の原因なのです。
今回は、多読をスムーズに続けるためのマインドセットと集中力のコントロール法について詳しくご紹介します。
完璧に理解しなくても大丈夫!文脈を味方にしよう
多読の原則③:完璧を求めない読み方をする
英語を読むとき、知らない単語に出会うのは当たり前です。
重要なのは、それをどう処理するか。いちいち辞書を引かず、文脈から“だいたいの意味”をつかむ練習をしましょう。
例えば:
He was grinning from ear to ear after hearing the news.
→ “grinning” がわからなくても、文全体から「うれしそうな表情かな?」と推測できますよね。
📌 目安は「7割理解できればOK」
- 全体の意味が7割程度わかれば、それで十分
- わからない部分は「たぶんこんな意味だろう」と想像するだけでOK
- 理解できない単語は、スルーして先に進む勇気を!
この“推測読み”こそが、**英語を英語のまま理解する力(直読直解)**を育ててくれます。
集中力を意識することで“読解の質”が変わる
多読の原則④:短時間でも集中して読む
多読の効果を最大化するには、ただ読むだけでなく、“集中して読む”ことがとても大切です。
読む時間帯や場所にこだわる必要はありませんが、スマホをいじりながら…では効果が激減してしまいます。
✅ 集中して読むコツ
- まずは1日10分でOK(タイマーを使うのも効果的)
- SNSや通知はオフにして、静かな環境を作る
- できれば紙の本や電子書籍専用端末(Kindleなど)を使う
📌 少しずつ読む時間を増やそう
慣れてきたら、通勤中・昼休み・寝る前など、隙間時間をうまく活用してみましょう。
1日合計30分読めるようになれば、1ヶ月で大きな変化を実感できます。
多読は“自分の中の英語感覚”を育てる旅
「最初の10分でも難しい…」と感じる方もいるかもしれません。
でも安心してください。**最初は誰でもそうです。**それを乗り越えて続けた人が、
- 語順の感覚
- 自然な語彙の使い方
- ネイティブらしい表現力
を少しずつ身につけていきます。
大事なのは、「わからないからやめる」ではなく、「わからないけど進んでみる」姿勢です。
まとめ|“理解7割”と“10分集中”で英語脳を育てよう
多読は、“完璧を求めない勇気”と“集中する習慣”さえあれば、誰でも始められます。
今回のポイントをもう一度まとめておきましょう。