大学入試の長文読解力を上げる3つの基礎力
ichiro今回は大学入試向けの英語長文読解について解説します^_^ 長文をすらすら読んで、問題をすばやく解けるようになるためには、まず以下の3つの基礎力をみっちりとつけることが必要です。
単語力、熟語力は基礎之上の基礎
長文読解において、単語や熟語が分からない文章を読むのは水中を手を振って歩くようなものです。
目安としては
- 単語4,000〜5,000語
- 熟語1,000表現 を目指しましょう。
学力をやみくもに伸ばすのではなく、自分が受験する大学のレベルに合わせて単語学習を計画的に進めることが重要です。
文法力は「読む」の基本力
基本的な英文法が身についているだけで、長文読解の話が格段に楽になります。 文法を理解した上で、文の構造を解析する習慣をつけましょう。
当たり前のことのようですが、意外と文法の基礎がはっきりしていない人は多いです。 もう一度、文法を底から確認してみましょう。
精読力を仕上げる。ここからが本番です
「英語は速く読めば優勝」と思われがちですが、日本語でさえ正確に読めない文章を、英語だけ速読できるはずがありません。
精読力は、
- 分構を分解する
- 言い回しの構造を理解する
- 一文を調べながら読む このような練習を重ねることでついてくる力です。
まずは多くの文章を「潰し」ていくことで、読む速さも自然と上がります。
TOEICは例外。スピード優先の世界
TOEICなどの測定系テストは、全く別物と考えましょう。
ここでは、文法や精読よりも「早く、精度高く」読む力が求められます。
スピードに特化した勉強法は別の機会に説明しますので、大学入試の長文はまず「基礎力を仕上げて精読力を高める」ことに集中しましょう。
まとめ
大学入試の長文読解に必要なのは
- 単語、熟語の記憶量
- 文法力の確立
- 精読の重視
の3点です。
どれか1つが折れても、読解力は思うように伸びていきません。
実力を仕上げるのは日々の地道な練習ですが、方向性を誤らなければ、絶対に成長できます。
正攻法で頑張りましょう！
