【語呂合わせで英単語は覚えられる?】本当に効果があるのかを本音で語ります

語呂合わせで英単語を覚えるってどうなの?

今日は「英単語の覚え方」、特に「語呂合わせ」についてお話しします。
学校現場や参考書でも見かけるこの方法。実際のところ、効果はあるのでしょうか?

まず結論から言うと——
語呂合わせは“入り口”としてはOK。でも、万能ではない。

僕自身は、学生時代に語呂合わせで英単語を覚えたことは、実はほとんどありません。
でも、中学生・高校生レベルの単語テストなら、語呂でもある程度覚えられるかもしれません。

語呂合わせのメリット|覚える“きっかけ”としては有効

語呂合わせの最大の魅力は、「とっかかりができる」こと。
難しく感じる英単語を、親しみやすく面白く変換することで、心理的なハードルを下げられます。

例えば:

  • abandon(捨てる) → あっ!バンドを捨てた!
  • prosper(繁栄する)→ プロ、スパーで繁栄!

意味が強引でも、とりあえず記憶に残る。
特に英語が苦手な生徒にとっては「最初の一歩」として有効です。

でも語呂合わせには限界がある|本当の理解にはならない

とはいえ、語呂合わせには明確な限界があります。

限界①:正しい発音が身につかない

語呂に頼ると、音とスペルの関係性を理解できず、カタカナ英語になってしまうことがあります。

限界②:実際の使い方がわからない

語呂合わせで意味を覚えても、例文を通して使い方を覚えないと使い物になりません。

限界③:抽象語・難単語には不向き

語呂が通用するのは基本単語レベルまで。
抽象的で複雑な単語には語呂が合わず、逆に混乱することもあります。

中高生には語呂もアリ。でも本当は「例文+音声」で覚えよう!

僕の考えとしては、こうです:

「語呂合わせは“まし”な方法。でも、それに依存しないでほしい。」

特に中学生・高校生は、最終的に覚えてくれれば手段は何でもいいんです(笑)。
まさに「The end justifies the means.(目的が手段を正当化する)」ですね。

でも、英語を話せるようになりたい人は語呂を封印してください。
なぜなら、実践で使えない単語知識に意味はないからです。

語彙力を本物にするおすすめの学習法

語呂で覚えた単語も、それだけでは終わらせず、以下の学習法で“使える語彙”に昇格させましょう。

✅ ①例文を音読する

その単語を含んだ短い例文を声に出して読むことで、使い方と語感が身につきます。

✅ ②シャドーイング

英語の音声を聞いて、すぐ真似するトレーニング。正しい発音とリズムが定着します。

✅ ③英作文に使ってみる

自分で文を作ってアウトプットすることで、記憶の定着率が大幅アップ!

まとめ|「覚えるだけ」じゃもったいない!使える単語力を目指そう

語呂合わせは、学習の導入としては決して悪くありません。
しかし、それに頼りすぎると本物の英語力にはつながりません。

英語を「話せる」「読める」「書ける」ようになるには、
使いながら覚える=インプットとアウトプットの連動が不可欠です。

だからこそ、語呂で「覚えたつもり」ではなく、
実際にその単語を使ってこそ“本物の単語力”になるのです。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です