なぜ英語の日常会話はこんなに難しいのか?
「英語は日常会話ができるようになりたい」
多くの方が、英語学習のゴールとしてそう考えます。
しかし実際には、
日常会話こそが英語の中で最も難しい分野の一つです。
宇都宮で英語専門塾を運営し、中高生から大学受験生、大人の学習者まで指導してきましたが、
日常会話につまずき、挫折してしまう方は本当に多いです。
では、なぜ日常会話はここまで難しいのでしょうか?
アウトプットはインプットの量で決まる
これまで何度もお伝えしてきましたが、
インプットされていない言葉は、絶対にアウトプットできません。
これは英語学習の大原則です。
- 知らない単語は話せない
- 聞いたことのない表現は使えない
- 見たことのない言い回しは瞬時に出てこない
つまり、「話せない=才能がない」ではなく、
単純にインプットが足りていないだけなのです。
日常会話とビジネス英語、どちらがインプット量を必要とする?
ここで一つ考えてみてください。
日常会話とビジネスシーンの英語、
どちらがより多くのインプットを必要とするでしょうか?
答えは──
圧倒的に日常会話です。
ビジネス英語は「範囲が決まっている」
ビジネスシーンで使われる英語は、
- 会議
- メール
- 報告
- 依頼
- プレゼン
など、ある程度シチュエーションが限定されています。
そのため、
- 使う単語
- 表現
- フレーズ
もある程度パターン化できます。
大学入試や資格試験の英語も、実はこの「範囲が限定された英語」に近いのです。
日常会話は「話題が無限」に広がる
一方で日常会話はどうでしょうか?
- 天気
- 趣味
- 映画
- 音楽
- 家族
- 感情
- 冗談
- 価値観
- 時事ネタ
何が話題に上がるか、まったく予測できません。
さらに、
- 相手がどう返してくるか
- 話がどう展開するか
これも完全に未知数です。
つまり、
日常会話は「想定外」の連続なのです。
これが、日常会話が難しい最大の理由です。
中高生が日常会話から挫折しやすい理由
特に中高生対象の英語指導をしていて感じるのは、
「日常会話は簡単そう」
↓
「実際にやってみる」
↓
「全然聞き取れない・返せない」
↓
「自信を失う」
↓
「英語が嫌いになる」
この流れにハマってしまうケースです。
これは本人の努力不足ではありません。
順番が間違っているだけなのです。
正しい順番は「基礎 → インプット → 会話」
宇都宮の英語専門塾では、次の順番を大切にしています。
- 文法・語彙(大学入試にも直結)
- 音読による定着
- 大量インプット(映像・音声)
- 日常会話への応用
この順番を守ることで、
日常会話は「難しいもの」から「対応できるもの」に変わります。
冬期講習・オンラインでインプット量を一気に増やす
当塾では、
- 中高生対象
- 冬期講習
- オンライン対応
- 経験豊富なプロ講師が指導
という形で、短期間でもインプット量を大幅に増やす指導を行っています。
また、
無料体験3回をご用意しているので、
「本当に効果があるか」を実際に体感していただけます。
まとめ|日常会話が難しいのは「当たり前」
- 日常会話は話題が無限
- 必要なインプット量が圧倒的に多い
- 難しく感じるのは正常
- 正しい順番で学べば必ず伸びる
次回は、
「日常会話の実力をどうやって伸ばすか」
について具体的な方法をお話しします。
英語は、やり方次第で必ず伸びます。


