日常会話の実力をアップさせるには?
「単語も文法もそれなりに勉強しているのに、
日常会話になると全然言葉が出てこない…」
これは、英語学習者のほぼ全員が一度は感じる悩みです。
宇都宮で英語専門塾を運営し、中高生から大学受験生、大人の学習者まで指導してきましたが、
日常会話につまずく理由は、ほぼ共通しています。
それは、
「やるべき順番」を間違えていることです。
日常会話力は「3段階」で伸ばせる
僕は、日常会話の実力は次の3段階で伸ばせると考えています。
① 英文の型・フレーズを大量にインプットする
② それを瞬時に口から出せるようにする
③ 自分でテーマを決めてアウトプットする
この順番が非常に重要です。
① 英文の型・フレーズを大量にインプットする
まず最初に断言します。
身体に入っていない英文が、アウトプットで出てくることは絶対にありません。
これは才能の問題ではなく、物理的に不可能です。
日常会話に困っている方を見ていると、
圧倒的にインプット量が足りないケースがほとんどです。
- 使えるフレーズを知らない
- 聞いたことはあるが定着していない
- 覚えたつもりで終わっている
これでは会話で使えるようにはなりません。
インプットは「自分の好きなテーマ」から
特におすすめなのは、
自分が興味のあるテーマに絞ってインプットすることです。
- 音楽
- 映画
- スポーツ
- 仕事
- 学校生活
- 日常の出来事
好きなテーマであれば、
- 単語
- フレーズ
- 表現
が記憶に残りやすくなります。
これは中高生対象の指導でも、大人の学習者でも共通です。
② フレーズを「瞬時に」出せるようにする
インプットしただけでは、まだ不十分です。
次に必要なのが、
考えなくても口から出てくるレベルまでのトレーニングです。
ここで効果的なのが、
- 音読
- シャドーイング
- 瞬間英作文
です。
冬期講習などの短期集中期間では、
この「反復量」を一気に増やすことで、
日常会話の反応速度が大きく変わります。
③ 自分でトピックを決めてアウトプットする
最後の仕上げがアウトプットです。
ただし、いきなり自由会話をする必要はありません。
- 今日あった出来事
- 最近ハマっていること
- 授業で習った表現を使った短文
など、テーマを限定して話すことが大切です。
オンライン授業でも、この方法は非常に効果的です。
なぜこの方法が大学入試にも強いのか?
この3段階の学習法は、
- 英文構造の理解
- 語彙・表現の定着
- 瞬時処理能力
を同時に鍛えます。
そのため、
- 大学入試の英作文
- 長文読解
- リスニング
すべてに直結します。
「会話のための英語」と
「受験のための英語」は、実は分断されていません。
宇都宮の英語専門塾として大切にしていること
当塾では、
- 中高生対象
- 冬期講習あり
- オンライン対応
- 経験豊富なプロ講師が指導
- 無料体験3回
という形で、
正しい順番で英語力を伸ばす指導を行っています。
まとめ|日常会話は「段階的」に伸ばす
- ① まずは大量インプット
- ② 瞬時に出せるまで反復
- ③ テーマを決めてアウトプット
この流れを守れば、
日常会話は「苦手」から「対応できる力」へと変わります。
焦らず、正しい順番で積み上げていきましょう。


