【日常会話はなぜ難しい?】英語初心者がつまずく“本当の理由”を解説!
英語の「日常会話」が一番難しいって本当?
英語を学んでいる人の中には、
「ビジネス英語は難しいけど、日常会話くらいなら何とか…」
と思っている方も多いかもしれません。
でも実は、英語学習者がもっともつまずきやすいのが日常会話なんです。
その理由は、単純に「カジュアルだから」ではありません。
アウトプットのために必要なインプット量が圧倒的に多いからです。
【結論】日常会話の方がビジネス英語よりインプット量が多い
✅ ビジネス英語は“範囲が限定されている”
たとえばビジネスの現場では、ある程度以下のような定型フレーズが決まっています。
- “Let’s move on to the next topic.”(次の議題に移りましょう)
- “Could you send me the file by tomorrow?”(ファイルを明日までに送ってもらえますか?)
- “We need to reconsider the budget.”(予算の再検討が必要です)
こうしたフレーズは、場面が限られている分、繰り返し使われる頻出表現を覚えるだけでも成立します。
つまり、インプットする英語の量が比較的少なくても、一定のコミュニケーションが成り立つのです。
✅ 日常会話は“話題が無限に広がる”
一方で、日常会話はどうでしょう?
- 「昨日どこに行った?」
- 「最近何観てる?」
- 「天気が微妙だったね」
- 「これどう思う?」
- 「子育て、大変じゃない?」
- 「週末ヒマ?何かしようよ」
- 「今の政治どう思う?」
これらはすべて実際に起こり得る“日常の会話”。
しかしそのトピック数は無限に近く、返答も予測不能です。
つまり、多様な話題に対応できる語彙・表現・フレーズのインプットが不可欠になります。
インプットされていない言葉はアウトプットできない
これは英語学習の大原則です。
- 覚えていない単語は、当然ながら使えない
- 聞いたことのないフレーズは、聞き取れない
- 話し方のリズムやイントネーションを知らなければ、自然なやり取りにならない
英語で自然な会話をするためには、まず大量のインプットが必要です。
そしてそれは、自分に関係ない話題でも触れ続ける努力が必要ということでもあります。
じゃあどうすればいい?次回は「日常会話力を伸ばす方法」
日常会話は“自由だからこそ難しい”。
でも、正しい学習ステップとインプットの戦略を取れば、誰でも力をつけていけます。
次回は、日常会話力を効果的にアップさせる具体的な学習法を詳しくご紹介します。
英語学習の壁を一緒に乗り越えていきましょう!